アリアドネの声 著:井上真偽

という本を読み終わった。幼い頃兄を亡くした主人公は、自分の無力さに打ちひしがれながらも大人になり、ドローンの会社に務めていた。そこに大地震が発生し、ドローンを駆使して地下深くに取り残されてしまった盲聾の人の救助に尽力する話。

ドローン、実際操縦したことがあるけど操作がかなり難しかった記憶がある。操縦していたのは199gという超軽量で航空法に引っかからないギリギリの重さで設計された物。もちろん軽量な分、風にも流されやすい。小説で出てきたドローンは災害救助などで使われる物で、センサーも多く搭載し、1人が操縦、1人がサポートという複数人で扱う物だった。なんだか夢のあるドローン。

ウーバーかなんかも無人飛行機の配達もやってるみたいだし、頼んだものが無人のドローンが運んでくれるなんて日も近いのかもしれない。